Jounal

金沢茶寮

2022.05.12

お店のこと、金沢のこと。Vol.2|金沢茶寮ストアマネージャーの二拠点生活編

みなさんこんにちは。
株式会社U.Sのディレクター兼、金沢茶寮のストアマネージャーの堀田です。オープンして1ヶ月。金沢の春は最高ということを知り、街中でおしゃれなお店を見つけては、インスタをチェックしています。今日はお店について少し詳しく触れてみたいと思います。

お店は地元のひとも迷う、卯辰山の中。

金沢茶寮は、地元の方もあまり来ないという“卯辰山”にあります。金沢駅からは徒歩40分程。バス利用なら、バス10分+徒歩10分程度です。金沢駅を出発し近江町市場→ひがし茶屋街を抜けます。
近江町市場は、鮮魚店やスーパー、飲食店など観光客も地元の人も利用する市場。食べ歩きも楽しめます。わたしも通勤時に立ち寄りして、晩御飯の食材を購入することもしばしば。その後は、浅野川を渡り、ひがし茶屋街を抜けます。茶屋街は風情があり、おしゃれなカフェも多い人気スポット。

茶屋街を抜けたらお店まであと少し。そこに立ちはだかるのは、とんでもない急斜面の坂道です。来店時はタクシーまたは歩きやすい靴でお越しください。
お店がある高台から街を一望する瞬間は、本当に気持ちがいい。贅沢な時間です。

毎日通っても楽しい近江町市場
 
桜が満開の浅野川
 
通勤時間帯は静かなひがし茶屋街
 
金沢茶寮近くからの一枚

宝物を仕舞ってみた。

オープンから1ヶ月と少し。お客さまと接していると毎日が発見で、もっと良い体験を提供できるのでは?と日々オペレーションを変更しています。
以前、小学生が体験に来たことがきっかけで、2階席にあるトランクテーブルの中に何か仕掛けができないかと考えました。

試しに、桐箱を設置。桐箱の中には、陶芸家の吉岡さんの作品を仕舞い、作品と一緒に、“見つけた方にはパウンドケーキをプレゼント”と記載したSHOPカードを忍ばせました。「しばらく気付かれずに、わたしたちも忘れてしまうかもね」なんて話をしながら閉店。翌日に来店したカップルが発見し、この仕掛けは終了。早かった。(笑)お客さまに喜んでいただけるよう更に体験を進化させていきたいと思います。

予想外のお客さま。

とある日には4名予約のお客さまがいました。金沢茶寮に来てくださるお客さまは女子旅やご夫婦、カップルの割合が多く、今回も女子旅か、家族旅行かな?なんて想像していました。お店に現れたのは、男子高校生4名。遅刻の電話をもらっていましたが、急な坂道を走ってきてくれたようで、汗をかきながら来店。金沢には修学旅行で来たそうです。

せっかくの旅行なので何か体験をしたいと探し、お母さんに予約してもらったそう。大人になるまで、大切に使ってくれたら嬉しいなぁ。
ありがたいことに、ご家族で来店してくださる方も多く、幅広い世代に楽しんでいただけてるなと感じています。

<編集後記> Project Management / Director / Store Manager 堀田
友人たちが「ホッタが金沢にいるなら旅行でも行こう」と、遊びにきてくれるのが嬉しいです。美味しいお店教えて!と聞かれるのですが、飲食店開拓が全くできてないので金沢に来たら一緒に開拓しましょう。 大好きな日本酒は、4合瓶だと飲み切れないのでカップ酒デビューしました。能登にある数馬酒造さんの「竹葉」がおすすめ。日本酒をつくりたいという気持ちがさらに大きくなりました。